「結婚できない…つらい」けどなにがつらいのかすらわからないときの処方箋

「結婚できない気がする…」 「でも、なにがそんなにつらいのか、自分でもよくわからない…」

婚活をしていても、周りと比べてしまってあせったり、疲れてしまったり。 でも、自分の中で何がどうつらいのかもわからなくて、ただなんとなくつらい状態になりがち。

でもそれは、結婚だけでなく、人間関係や生き方に関して、心がきちんと反応しているという証拠です。

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なにがつらいのか、わからなくなってしまう理由

「結婚できない、つらい」と思う気持ちには、いろんな感情が混ざっています。

  • 周囲の友達が次々に結婚していく焦り
  • アプリや婚活イベントでうまくいかない虚しさ
  • 自分の価値が下がっていくような不安
  • 親や職場からの無言のプレッシャー
  • 一人でいることへの寂しさ

でもそれらは、心の中で複雑に絡まりあって、 「ただなんとなくつらい」「理由がわからないのに涙が出る」という状態になります。

まず大切なのは、自分の感情に気づいてあげることです。

「何がつらいのか」を見つける、3つのやさしい問いかけ

心に、そっと問いかけてみましょう。 紙に書いてみるのも、おすすめです。

1. いちばんつらかったのは、どんなとき?

婚活の場面で、気持ちが沈んだ瞬間を思い出してみてください。 「既読スルーされたとき」「条件で判断されたとき」…など、具体的な場面が見えると、心の奥にある本音が見えてきます。

2. 誰と比べて、苦しくなった?

「友達」「元恋人」「同年代の人たち」など、誰かと比べて自分を責めたことはありませんか? それは本当は、「自分も大切にされたい」という願いの裏返しなのです。

3. 無理していることに気づいてる?

笑顔を作ったり、自分をよく見せようとしすぎたり、相手の期待に応えようと頑張りすぎて日々を過ごしていると、 その「がんばり疲れ」が心を消耗させます。

「自分のペースでいい」それが、そっと婚の出発点

そっと婚が大切にしているのは、 「自分のペースで」「無理せずに」「人と比べずに」「自分を信じて」出会うということ。

結婚はゴールではなく、日々を共に生きる暮らしのパートナーを見つけること。 そのためには、自分の心がリラックスできて、自然体でいられることが何より大事です。

だから、つらい気持ちを無視してがんばらなくていいんです。

つらさをやわらげる3つの方法

つらい気持ちをやわらげるために次のようなちいさな行動をしてみましょう。

1. 比べるのをやめる

誰かの結婚、誰かの幸せ。それはその人のタイミング。 自分の幸せは、自分のペースでやってきます。「私には私の道がある」と、何度も思い出しましょう。

2. 婚活から少し距離を置く

頑張りすぎているときは、結婚への意識からいったん離れてみるのも大事。 ひとりの時間に、好きなカフェでぼーっとしたり、趣味に集中するのもいい。 心の緊張がほぐれると、自然な出会いも生まれます。

「結婚できなくても、まあいいか」と思うと結婚が近づくかも?!

3. 話せる場所を見つける

心の中のモヤモヤを、信頼できる人に話すだけでも、驚くほど楽になります。 日記でも、カウンセラーでも、そっと婚のようなやさしい発信でもかまいません。 「自分の気持ちに耳を傾けてくれる場所」があることは、支えになります。

つらさを経験した心は誰かの安心になる

「結婚できないのは、自分に問題があるからだ」と思っていませんか? 「つらい」と感じてしまうのは、弱いからではなく、 あなたがそれだけ誰かと向き合いたいと願っているからです。

誰かと暮らすって、毎日同じ空間で無理なく自然に過ごすこと。 だから、「無理せず一緒にいられる人」との出会いが、一番大事です。

だからまずは、「なにがつらかったのか」という自分の心に気づいてあげましょう。自分のつらさの正体がわかれば人にもやさしくできます。

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